「声が小さい」と言われる人へ
~大きな声を出せば、解決するのでしょうか?~

「もう少し大きな声で話して。」
「声が小さくて聞こえない。」
そんなふうに言われた経験はありませんか?
何度も言われていると、
「自分は声が小さいから、もっと頑張って声を出さなければ。」
と思ってしまうかもしれません。
でも、ここで一度考えてみてください。
「声が小さい」ことと、「声が届かない」ことは、本当に同じでしょうか?
実は、この二つは少し違います。
大きな声を出しても、届くとは限りません
「声を大きくしよう」とすると、つい喉に力を入れてしまうことがあります。
「もっと出さなきゃ」と頑張ることで、声を張り上げるようになってしまうのです。
すると、
* 喉が疲れる
* 声が苦しくなる
* 長く話すと疲れる
* 歌うと高音が出しにくくなる
といったことにつながる場合があります。
もちろん、声量をつけることが必要なケースもあります。
ただ、「大きな声を出すこと」だけが解決方法ではありません。
「届く声」には、別の要素があります
例えば、同じくらいの声量でも、聞き取りやすい人と聞き取りにくい人がいます。
そこには、声の響きや息の使い方、発音、声を出す方向、そして身体の使い方など、さまざまな要素が関係しています。
だからこそ、声が小さいと悩んでいる方に、
「もっと大きな声を出しましょう。」
だけでは、十分ではないのです。
「声を張る」ことを一度やめてみる
もし「声が小さい」と言われることが多い方は、一度、声を大きくしようとするのをやめてみてください。
そして、「相手に声を届ける」ことを意識してみましょう。
例えば、目の前にいる相手に、
「おはようございます。」と声をかけるとします。
そのとき、「大きな声を出そう」ではなく、
「相手に言葉を届けよう」と意識する。
それだけでも、声の出し方が少し変わることがあります。
声に自信がないと、さらに声が小さくなることも
もう一つ、忘れてはいけないことがあります。
それは、気持ちと声の関係です。
「自分の声って変かもしれない。」
「聞かれたら恥ずかしい。」
「間違っていたらどうしよう。」
そんな気持ちがあると、無意識に声を控えてしまうことがあります。
特に人前で話すときや、人前で歌うときには、その傾向が強くなることがあります。
だからこそ、声の問題を考えるときには、発声だけを見るのではなく、その人がどのような気持ちで声を出しているのかも大切なのです。
「もっと大きな声」ではなく、「自分の声を知る」
ONE VOICE では、いきなり声を大きくすることを目指すのではなく、まずその方の声を知ることから始めます。
どんな声なのか。
どこで声が出しやすいのか。
どこで力が入るのか。
どんなときに声が小さくなるのか。
そうしたことを一つずつ確認していきます。
そして、その人にとって無理のない声の使い方を探していきます。
声は「欠点」ではなく「個性」かもしれません
「声が小さい」、ということだけで、
「自分の声は良くない」、と決めつける必要はありません。
柔らかい声。
落ち着いた声。
優しい声。
透明感のある声。
低くて安心感のある声。
声にはさまざまな魅力があります。
大切なのは、誰かの声になることではありません。
自分の声の良さを知り、その声を無理なく育てていくこと。
それが、ONE VOICE が考えるボイストレーニングです。
もし今、
「私は声が小さいから仕方がない。」
と思っているなら、まだ諦めなくても大丈夫です。
もしかすると必要なのは、「もっと大きな声」ではなく、もっと楽に声を使える方法なのかもしれません。
そして、その方法は一人ひとり違います。
声は、変えるものではなく、
知って、育てていくもの。
あなたの声にも、まだ気づいていない魅力があるかもしれません。
「声が小さいと言われるのが気になる。」
「人前でもっと自然に声を出したい。」
「自分の声について、一度きちんと知ってみたい。」
そんな方は、ぜひ ONE VOICE の体験レッスンへお越しください。
一人ひとりの声の特徴やお悩みを確認しながら、無理なく声を育てていく方法をご提案します。
大きな声を出すことからではなく、自分の声を知ることから。
あなたの声には、あなたにしかない魅力があります。
【声に自信がない人へ】第 3 回
自分の声が嫌いになる理由
~録音した自分の声に「違和感」があるのはなぜ?~
「録音した自分の声を聴くと、なんだか変に聞こえる。」
そんな経験はありませんか?
実は、これは珍しいことではありません。
次回は、なぜ自分の声が自分で思っている声と違って聞こえるのか、そして「自分
の声を知ること」が、なぜ声を育てることにつながるのかについてお話しします。
▶ 体験レッスンのお申し込み・詳細はこちら






