歌っていると、やたら痰が絡んだり取れない場合がありますよね。
原因は様々ですが、これに悩んでいる人は結構多くいらっしゃいます。
今回は痰が絡む主な原因を整理します。
① 粘膜の炎症や乾燥
○ 風邪・咽頭炎・喉頭炎などにより、喉や声帯周辺の粘膜が炎症を起こすと、分泌物が増えて痰が絡みやすくなります。
○ 乾燥した環境(エアコン・暖房など)では粘膜の防御機能が低下し、痰が粘ついて排出しにくくなります。
② 後鼻漏(こうびろう)
鼻の奥からの分泌物が喉に流れ込む状態。副鼻腔炎(蓄膿症)などでよく起き、痰が喉や声帯にたまりやすくなります。
③ アレルギー性鼻炎・花粉症
アレルゲンによる炎症で分泌物が増え、痰が声帯に絡みやすくなります。特に春や秋に悪化しやすいです。
④ 胃食道逆流症
胃酸や胃内容物が逆流して喉や声帯を刺激し、反射的に痰が出やすくなることがあります。慢性的な咳や嗄声(声のかすれ)も伴うことが多いです。
⑤ 喫煙・大気汚染
タバコの煙や汚れた空気は、気道の粘膜を刺激して痰の分泌を増やします。喫煙者に多くみられる症状です。
⑥ 声の使いすぎ
長時間話す・叫ぶ・歌うなどで声帯に負担がかかると、炎症が起きて痰が絡みやすくなります。
⑦ 脱水・水分不足
水分が足りないと痰が粘り気を増し、のどに張り付いて絡みやすくなります。
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